賢く融資を受けるために!金利計算の種類を知ろう

私たちが融資を受けようとする時に必ずいと言っていいくらい避けては通れないことがあります。そう、それこそがまさに「金利計算」です。しかし、賢く「金利計算」をするためにも、正しい金利の基礎を身につけてなくてはいけません。そこで、「賢い金利計算」のその方法を学びましょう。

まず、金利の基礎知識から学んでいきましょう。私たちが融資を受ける時に思い浮かぶ身近な金融機関といえば、「銀行」があげられますよね。実は、銀行の金利計算は大抵の場合はインターネットで各銀行のホームページに金利に対する考え方と金利計算方法が掲載されています。しかし、銀行金利は各銀行ごとにそれぞれ差があることが現状なのです。銀行金利は、普通預金・定期預金でもそれぞれ違ってくるばかりか定期預金や定額預金の預け入れた期間ごとにその銀行金利の値が変動するようになってくるシステムとなっているのです。インターネットの各銀行のホームページには融資を受けたい希望の金利の条件を入力すれば金利計算をしてくれるシステムがついているところもありますので、融資を受けたい時にはぜひ積極的に活用したいものですよね。

それではなぜ銀行金利の計算が各銀行によって違ってくるのかというと、金利とは銀行にとって金利イコール儲け、ということになります。金利イコール儲けになるということは、銀行も世間の事業会社に代わりはないですので世間の事業会社も収益の効率が低ければ安定感は出ないことと同じように、銀行も収益の効率が低ければ安定感が一定しない上に、各銀行間でお金を借りる場合に一定して安定している銀行よりも銀行金利の適用がとても上がってしまうものなのです。だから一口に銀行金利とはいっても、融資を受けようとする目的ごとに銀行金利の種類は変わってくるものなのです。例えば、「住宅ローン」で銀行から融資を受けようとすると、当然他の目的で融資を受ける銀行金利とは金利計算もその融資額も変わってきます。その銀行金利のほんのちょっとの差が返済する時の金額に莫大な差を生じてしまう、というわけなのです。

それでは、ここで「普通預金の金利計算」と「定期預金の金利計算」について説明していきたいと思います。

1つ目の「普通預金の金利計算」は、一度預ければ満期になるまで変わらず同率の金利の「固定金利」とは異なります。毎日1日の残高を基本として利息が計算されて定期的な期間ごとに各銀行で決められた金利が支払われる「変動金利」となっています。利息および金利の計算方法は日割り計算で、利息および金利がつく最低単位は1円です。預け入れる期間は特になく、365日好きな時に引き出し・預け入れることが可能です。普通預金の金利計算は、残高が多いほど利率も高いので残高に応じて利率を変えている銀行が増加傾向にあるので、金利計算の方法も残高が多ければ多いほど金利が高くなることもありますので、賢く使いたければチェックを欠かさないことです。

2つ目の「定期預金の金利計算」は基本的には普通預金の金利計算と同じですが、普通預金とは異なっていて金利も期間もある程度決められているので、満期までの利息分の利益で計算できるのです。定期預金の金利計算は、定期預金の期間の細かい金利をしっかりチェックしておかないと「高金利キャンペーン 金利○○パーセント」という表示ばかりに気をとられていて期間を見落としていると、予め予想する金利にはならない事態が発生することもあり得るのです。このような銀行の高金利キャンペーンの広告には「税引き後○○パーセント」の小さな記載を見逃さないことが賢く融資を受けるコツの1つです。

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