貸し出し前にインフレとデフレと金利を知る

貸し出しの前に知っておこう!インフレとデフレと金利の相場

日本経済はそれまで前例がないと言っていい長引く不況に対応する為に、2006年まで「ゼロ金利政策」を実施しました。「ゼロ金利政策」とは、企業側や事業を興そうとする人が資本金をできるだけ安値で借りることができる様に、日本銀行が限界の底である0パーセントまで金利を下げた政策のことです。「ゼロ金利政策」を実施することで、企業側や事業を興そうとする人達の金利が安値になるだけではなく、我が国の約900兆円にも上ると言われる途方もない国の借金は下手に金利を高くなってしまうと国債等の債券の利払いに弊害が起きてしまう為、債権を少しでも減らそう、という当時の背景がありました。日本経済に変化が見られる現在でこそ2006年に「ゼロ金利政策」は解除されましたが、今や約900~1000兆円近くに上る莫大な国の借金により限りなくデフレな時代であることは間違いないでしょう。問題は、生き物のように絶えず変動する金利に私達がどう対応していくかです。そういうわけで、金利とインフレとデフレについて学び、少しでも賢い貸し出しができる状態にしていきましょう。

それでは、なぜ「金利」が存在するのでしょう?分かりやすく言うと、レンタルカーをレンタルし使用後にレンタカーをレンタカー屋さんに返す時にレンタカー代プラスアルファとして少し色をつけて返済するチップ(謝礼金)が制度として事実上義務化されたものが、「金利」の仕組みとなっています。要するに、借りたモノにレンタル手数料を上乗せして借主に返すようなものですね。「金利」とは、その市場におけるレンタル商品の対象物のレンタル手数料が、貸し主と借りたい顧客のバランスでレンタル手数料の目安となるある一定の水準が決まってくることで市場での「市場機能」が働いてくる、というわけです。「金利」では市場の読み方は、「いちば」ではなく「しじょう」と呼ばれています。こうした「金利の市場」では「年間で貸した場合」と「年間で借りた場合」と想定した上で、各々が元本の大よそどれ位適しているレンタル手数料が必要か、という考え方を基本として動いています。この場合の「年間を通して決まる金利」は、年率で具体的に表示された上で市場機能を通して決まってくる仕組みなのです。

「金利」の仕組みが分かったところで、「金利」に「インフレ」と「デフレ」がどう影響していくかを知っていきましょう。分かりやすく言うと、デフレの時は金利が低くなり・インフレの時は金利が高くなるという仕組みです。「インフレ」とは何かと言いますと、経済状況に応じて各市場の商品などの値段が限りなく高くなっていく現象が起きることを言いますが、逆に言えばその分お金の価値がどんどん低下していく現象ともいえるモノです。この「インフレ」に対して「デフレ」とは何かと言いますと、経済状況に応じて各市場の商品などの値段が限りなく低くなっていく現象が起きることを言いますが、逆に言えばその分お金の価値がどんどん上昇していく現象とも言えるものなのです。「インフレ」は時の経過と共にお金の価値がどんどん低下していく現象ですが、相対的にお金の価値がある程度低下した時点で返済すれば借りる時の金利は上昇しますので、将来お金の価値が低下している時にお金を返せば借主に有利に働きます。これに対して、「デフレ」は時の経過とともにお金の価値がどんどん上昇していく現象なので、お金の価値が上昇してから使う方がメリットがあると判断されてどんどん貯蓄する人が増えるので比例して借りたい人の比率が下がり金利は低くなる仕組みです。

賢く「金利」を使い、上手に貸し出しを受けらましょう。